魅惑の「マッシュポテト」

「ふたりは友達」というがま君とかえる君が出てくる絵本がある。

この絵本の中で、なんていうシリーズだったかは覚えていないが、がま君かかえる君が涙を集めてお湯を沸かそうとする場面がある。内容はほとんど鮮明ではないのに、そのときの「暖炉の後ろに落ちて食べれなくなったマッシュポテト」という言葉が幼い頃の私にはなぜか強烈に印象に残り、今でも忘れられずに頭にこびりついている。

「マッシュポテト」という響きが幼い私にとって、とても魅力的だったのではないかと現在の私は分析している。「マッシュ」された「ポテト」なんて意味が分からなかったから、どんなポテトなんだろうといろんなポテトの形を想像していたような覚えがある。

「マッシュポテト」がつぶされたじゃがいもだと知ったとき、なんとなくそんなもんかとかなりショックを受けた気がする…

思っていたものとちがうって割とショックだよね…